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ニッチじゃつまらない!あなたが「熱中するもの」こそがビジネスを変える
今週のヒント:ユニークな知識を流通させる #014
今日は、ビジネスを始めるにあたって、「ニッチ」と「熱中」の違いについて深堀りしていきましょう。
この2つの言葉、似ているようでじつは大きく異なります。
この違いを理解することで、あなただけの唯一無二のビジネスを創り出すことが可能。
それは結果的に、より良いビジネス、より拡大可能なビジネス、そして、実際にたのしめるビジネスをつくることにつながります。
Table of Contents
1. ニッチを選ぶとコモディティになる
多くの人が陥る罠が、「ニッチ」に特化しすぎることです。
たとえば、ビジネスアドバイザーやSNSコンサルを目指すとしましょう。
これらの分野にはすでに多くの競合がいて、価格競争に巻き込まれがち。
結果、ほかの誰かと似たようなサービスを提供することになり、「顧客に選ばれる存在」になるのが難しくなります。
しかもそれらは時間と集中力を要求されるので、まったく楽しくありません。
それでは、一体どうやったら、この罠から抜けられるのでしょうか?
2. 熱中を選ぶと唯一無二の存在になれる
一方、「熱中できるもの」から始めることで、あなただけの唯一無二のビジネスを築くことができます。
「熱中」とは、心の底からたのしめて、没頭できること。
単に仕事として取り組むものではありません。
たとえば、あなたが歴史オタクであれば、歴史に関する深い知識と情熱を活かして、歴史ツアーを企画したり、歴史に関するコンテンツを作成できます。
熱中からはじめることで、集中力をあげるためのコーヒーや、叱咤激励してくれる友人やメンターといった「外部からのモチベーション」が、ほとんど不要になります。
もしも外部からのモチベーションが必要であれば、会社で働くのとあまり変わりません。
それらは、「やらされている」仕事。
自分自身の「熱中」を見つければ、目標や習慣、システムや規律、ご褒美といった工夫は必要なくなります。
ぼくは毎朝、「自分が熱中している特定の分野で、最高になる!」という強い願いを持って目覚めます。
これが、ぼくのコンテンツをコピー不可能なものにするための源泉です。
自身の「熱中するもの」を見つけるためには、以下のように自分に問いかけてみましょう。
「私は何をしているときに、夢中になっているだろうか?」
「毎日勉強し、実行し、学んだ経験をほかの人に共有することが、仕事ではなく遊びのように感じられることは、一体何だろうか?」
3. ユニークな知識をうみだす
あなたの「熱中」を深掘りすることで、他の人にはない、あなただけの「ユニークな知識」が生まれます。
『7つの習慣』という本が良い例です。
生産性の向上や、より良い習慣を築くための本はこの世の中にたくさんあります。
しかし、その中でも『7つの習慣』が群を抜いているのはなぜでしょうか?
それは、著者の「成功習慣」に対する熱中が、彼を独自の旅へと導いたから。
その旅から、コピーすることが不可能な「ユニークな知識」が生まれました。
自分の熱中を探求することに精一杯の努力をすることで、自分だけが持つユニークな知識に変換していきましょう。
4. 人を理解し、ユニークな知識の流通網をきずく
熱中してユニークな知識を得ることは、ビジネスを生み出すための前半戦。
残りの半分は、人々にあなたの存在を知ってもらうこと。
つまり「流通」の仕組みが必要です。
残念ながら、ほとんどの人が「自分の商品を流通させる」のが苦手。
競争相手をコピーする代わりに、心理学、マーケティング、セールスを勉強しましょう。
あるいは、すでに成功しているクリエイターたちから学びましょう。
人々の注意を引く方法を理解したあとは、信頼と関係性を高める顧客のシンプルな行動を設定しましょう。(カスタマージャーニーとも呼ばれます)
5. デイリーメディアを使ったビジネスの拡大
インターネットの利点をあらためて理解しましょう。
インターネットというツールによって、たった一人の人間が、これまでの人生で見たことがないような、大きな集団へのアプローチが可能になりました。
心理学、マーケティング、セールスについての新しい理解を得たあとは、コンテンツ戦略を拡大させましょう。
そのためには、毎日少しずつでも良いので、あなたの「ユニークな知識」をアウトプットし続けましょう。
ブログ記事を書いたり、SNSに投稿したり、動画を作成したりと、さまざまな方法があります。
より具体的には、毎日15分から30分かけて、その日に達成したことや学んだことを観察してみましょう。
あなたの読者と共有することができる、あなたにとってユニークで、具体的な学びは何でしょうか?
ストーリーを語り、メタファーを使い、実際の例を示し、あなたの舞台裏を見せましょう。
あなたのいる分野での「従来の古い考え」にチャレンジすることも有効。
発信したコンテンツは、ときには数年にもわたって、あなたの代わりに働いてくれるものになります。
それがメディアのパワー。
コンテンツを発信すればするほど、あなたの影響力は増します。
まとめ
ビジネスを成功させるためには、「ニッチ」ではなく「熱中」から始めることが重要です。
あなたの「熱中」を深掘りし、ユニークな知識を開発しましょう。
そして、その知識を世の中に広めるための「流通」の仕組みを構築することで、あなただけの唯一無二のビジネスを創り出すことができます。
さぁ、あなたは何に熱中していますか?
その熱中を、長期的なビジネスに変えてみませんか?
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
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