Xを攻略するためのコンテンツ量産術

今週のヒント: スピンオフモデルでコンテンツを使いまわす #017

今回の記事では、ブログやニュースレターで発信したコンテンツを最大限に活用し、より多くの読者を獲得する方法をお伝えします。

おおくの人が抱える悩みは、「せっかく作ったコンテンツを、どうしたらもっと効果的に活用できるのか?」というもの。

この問題を解決するために、今回は「スピンオフモデル」というコンテンツ作成手法を紹介します。

このモデルを活用することで、少ない労力で、より多くの成果を生み出すことが可能。

すくなくとも、読者が長文のコンテンツに触れることで、あなたに対する信頼が深まり、将来の顧客になる可能性が高まります。

Table of Contents

スピンオフモデルとは

スピンオフモデルとは、一つの核となる長文(コアコンテンツ)をもとに、複数の短文(スピンオフコンテンツ)を展開していくコンテンツ作成手法です。

スピンオフモデルのメリットは以下のとおりです。

  • 深い専門性をアピールできる

  • 読者を自然にコアコンテンツに導ける

  • 関連性の高いコンテンツを迅速に作成できる

それでは早速、スピンオフを作成する手順をみていきましょう。

ステップ1:長文のコアコンテンツを作成する

コンテンツを作るうえでもっとも重要なのは、読者に「あなたが商品を売っている場所」に移動するための理由をあたえること。

つまり、SNSにいる読者に、SNSから離れてもらうことが大切です。

そのために必要なのが、読者をひきつける魅力的な長文。

フォーマットとしては、ニュースレターやポッドキャスト、YouTube動画があてはまります。

ぼくの場合、コアコンテンツはまさにこのニュースレターです。(たまにnote)

コアコンテンツは以下の3つの目的を果たします。

  • 専門知識の提供

  • 読者の興味を引きつける

  • SNSからの流入を増やす

ステップ2:コアコンテンツを4~6個のスピンオフコンテンツに分割する

コアとなる長文コンテンツを、さらに細かく分割して、複数の短文コンテンツである「スピンオフ」を作成します。

スピンオフには、以下のような種類があります。

  • リスト: リストの形式でまとめる

  • ストーリー: 経験談やエピソードを語る

  • 反論: 特定の意見にたいして反論する

  • 過去と現在: 過去と現在の状況を比較する

  • 観察: 特定の事象に対する個人的な見解を述べる

すでにコアコンテンツにトピックがあるので、これらのスピンオフを作成することで、SNS用のコンテンツの作成がはるかに簡単になります。

ここで重要なのは、これらスピンオフはすべて、コアコンテンツと関連していること。

ステップ3:スピンオフコンテンツを4~6週間にわたって段階的に公開する

さて、作成したスピンオフですが、トピックが同じなので毎日連続で投稿してしまうと、読者に飽きられてしまいます。

そこで、作成したスピンオフコンテンツを、4~6週間にかけて徐々に公開します。

(つまり、ステップ2でつくった4~6個のスピンオフを、1週間に1個投稿するイメージです。)

段階的公開のメリットは、以下となります。

  • 読者の興味を維持できる

  • 長期的な効果が期待できる

これによって読者を引きつけることができたら、次のステップへとつながります。

ステップ4:スピンオフコンテンツに「行動の引き金」を設置し、コアコンテンツに導く

各スピンオフコンテンツの最後に「行動の引き金」を挿入し、読者を導きます。

(𝕏でバズった投稿に、「バズったので広告させてください」」と投稿者がコメントを入れているものをよく見かけますが、それも「行動の引き金」です。)

行動の引き金とは、以下のような文言と、コアコンテンツへのリンクを指します。

  • 「詳細はこちらの記事をご覧ください」

  • 「無料ガイドをダウンロードできます」

  • 「ウェブサイトで詳しく解説しています」

そして、各コアコンテンツの最後に、さりげなく自分の商品を紹介すれば完了です。

(このニュースレターで例をお見せできればいいのですが、ぼくは現在、絶賛商品開発中なので、このニュースレターに商品紹介は含まれていません。)

まとめ

  1. 長文のコアコンテンツを作成する

  2. コアコンテンツを4~6個のスピンオフコンテンツに分割する

  3. スピンオフコンテンツを4~6週間にわたって段階的に公開する

  4. スピンオフコンテンツに「行動の引き金」を使い、コアコンテンツへと導く

スピンオフモデルを活用することで、少ない労力で、より多くの成果を生み出すことができます。

ぜひ、あなたのコンテンツ作りに取り入れてみてください。

今日はここまでです。

それでは、また次の土曜日に!

Reply

or to participate.