ChatGPTで生産性を3倍にする

今週のヒント:生成AIにコンテンツを作ってもらう3つの例 #29

こんにちは!

生成AIの時代が本格的に到来し、おおくの方が職の将来性について不安を感じているのではないでしょうか。

じつはぼくも、会社員だった時に、社内外とのメールのやり取りが仕事の大半を占める状況だったため、いずれAIに置き換えられてしまうのではないかという危機感を抱いていました。

そんな経験も、独立を決意したきっかけの一つでした。

しかし、AIを「脅威」ではなく「味方」として活用することで、むしろぼくたちの仕事の可能性は広がっていくはずです。

とくにコンテンツ制作においては、ChatGPTを活用することで、作業の効率化だけでなく、よりクリエイティブな成果物を生み出すことができます。

今回は、ぼくが実践しているChatGPTの具体的な活用法を3つご紹介したいと思います。

目次

ChatGPTとは

まず、ChatGPTについて簡単におさらいしておきましょう。

ChatGPTは、OpenAI社が開発した最先端の対話型AI(人工知能)です。

インターネット上の膨大なテキストデータを学習することで、人間の言語を深く理解し、自然な対話や文章生成が可能になっています。

主な機能として:

  • 質問応答と情報提供

  • 自然な対話

  • 文章作成(記事、物語、詩など)

  • テキスト要約

  • リサーチ支援

などが挙げられます。

ただし、重要なのは、ChatGPTはあくまでもツールだということです。

使い手の意図や目的に応じて、その実力は大きく変わってきます。

適切な指示(プロンプト)を出せるかどうかが、成果物の質を大きく左右するのです。

(なお、ぼく自身は現在、ChatGPTではなくClaudeを主に使用しています。この記事では知名度の高いChatGPTを例に説明させていただきます)

1. 記事作成の効率化

ぼくは現在、noteにて毎日の更新を続けながら、「100日で100冊の電子本を出版する」というエクストリーム出版にチャレンジしています。

時間の制約が厳しい中で、質の高いコンテンツを継続的に生み出すため、生成AIを活用しています。

具体的な手順は以下の通りです:

  1. 記事の骨子を箇条書きで整理

  2. それをもとに生成AIに記事の草案を作成してもらう

  3. 自分の視点や経験を加えて編集・ブラッシュアップ

この方法により、従来1時間かかっていた執筆時間を20-30分程度まで短縮することができました。

ただし、AIはあくまでも下書き作成の補助として活用し、最終的な記事には必ず人間の視点や独自の価値を付加するようにしています。

2. 魅力的なリード文の作成

SNS投稿において、最初の数行で読者の興味を引くことは非常に重要です。

ChatGPTは、このリード文の作成に大きな力を発揮します。

ただし、単に「リード文を書いて」と指示するだけでは、期待通りの結果は得られません。

重要なのは:

  1. 背景情報の十分な提供

  2. 具体的なタスクの明確化

  3. ターゲット読者の設定

たとえば、最近ぼくがThreadsに投稿し、読者からの反応が良かった以下の投稿は、ChatGPTが提案してくれたリード文のアイデアをベースに、若干の修正を加えて使用しました。

また、生成された文章に満足できない場合は、以下のようなプロンプトが効果的です。

「リード文が魅力的ではありません。現状を60点としたときに、100点のリード文を作成してください。」

3: 構造化されたコンテンツの整理

電子書籍やスレッズ(複数の投稿が連なったもの)など、複数の要素を論理的に配置する必要があるコンテンツでも、ChatGPTは大きな力を発揮します。

たとえば、一つのテーマで投稿を作る場合:

  1. 関連するアイデアやヒントを箇条書きでChatGPTに出力してもらう

  2. それらをChatGPTに、最適な順序に並べ替えてもらう

  3. 順番を微調整し、自分の経験や具体例を追加

  4. それらをもとに、ChatGPTに最終的な投稿案を出力してもらう

  5. 内容や語尾を微調整して仕上げる

従来なら30-45分かかっていた作りが、ChatGPTを活用することで大幅に効率化できます。

ただし、これは単なる「コピー&ペースト」ではありません。

ChatGPTが提案した構成をベースに、自分独自の視点、経験、スタイルを加えることで、オリジナリティのある価値の高いコンテンツを作り出すことができるのです。

まとめ

ChatGPTは、ぼくたちのコンテンツ制作を大きく変える可能性を秘めています。

ぼくも日々の執筆活動で積極的に活用していますが、重要なのは「AIに仕事を任せきり」にするのではなく、「AIと協働して創造性を高める」という姿勢です。

今後、もっとも重要なスキルの一つは、AIとの効果的な対話方法、つまり適切なプロンプトの設計力になるでしょう。

実際、このニュースレターの記事作成も「1. 記事作成の効率化」のやり方で、ChatGPTのアシストを受けています。

みなさんも、ぜひAIを味方につけて、より効率的で創造的なコンテンツ作りにチャレンジしてみてください。

来週また、新しいアイデアをお届けします。

今日はここまでです。

それでは、また土曜日にお会いしましょう!

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