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2024年に学んだ5つの教訓
今週のヒント:ちいさな実験の連鎖が未来をつくる #032

おはようございます。
2024年も終わりに近づいてきました。
ですので今回は、この12ヶ月間で学んだ重要な教訓について、少し長めにお話しします。
これらの教訓は、ぼくが実践をつうじて得た学び。
2025年以降のあなたのビジネス構築において、何かしらの気づきになれば幸いです。
もちろん、以下でお伝えする内容は、あくまでも一つの視点。
あなたの状況や目標に合わせて、柔軟に取り入れていただければと思います。
では、2024年にぼくが学んだ5つの教訓をご紹介します。
目次
教訓1: 他人の数字に踊らされない
オンラインビジネスの世界では、つい他者の成功に目を奪われがちです。
「noteで月5万円稼ぐ」、「Kindle出版で100万円の副収入」といった魅力的な謳い文句を目にすることも少なくありません。
ぼくはこれらを、「誘惑のワナ」と呼んでいます。
頭にとどめておくべきなのは、ぼくたち一人一人が異なるスタートラインに立ち、違うレースを走っているということ。
そして重要なのは、自分の「なぜ」に立ち返ることです。
以下の問いかけを自分自身に投げかけてみましょう:
あなたのミッションは何ですか?
どのような価値観を大切にしていますか?
毎朝、何のために起き上がり、仕事をするのですか?
今年ぼくは、他の人を成功をうらやましいと思うことが多かったので、自分の「なぜ」を考えてみました。
そして、以下のような目的を作りました。
「人々の役に立つ価値を提供しながら、適切な利益をだし、同時に家族との貴重な時間を十分に確保できるビジネスを構築すること」
他人の姿を追いかけるのではなく、理想とする自分の姿に向かって進んでいく。
比較すべき対象は、昨日の自分だけで十分です。
教訓2: 「やってみる」が最強の教科書
「ビジネスのはじめ方がわからない」
「SNSでの影響力の築き方がわからない」
これらの疑問に対する答えは、誰かに教えてもらうことでは見つかりません。
実際に行動を起こし、試行錯誤を重ねることでしか、本当の答えは見つかりません。
たとえば、「何を書けばいいのかわからない」という悩みを抱えているなら、まずは書き始めることからスタートしましょう。
ピカソの言葉を借りれば、「何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない」のです。
ぼくも情報発信をはじめるときに、同じような悩みを抱えました。
どのプラットフォームを選ぶべきか、プロフィールをどう設定するか、どんな画像を使うべきか。
考え始めると、きりがありませんでした。
最終的に「まずはやってみよう」という決意のもと、今年はKindle出版とThreadsでの発信をスタートさせました。
将来的には別のプラットフォームに移行する可能性もありますが、2024年はこれら2つのプラットフォームで十分な成果を上げることができました。
重要なのは、とにかく行動を起こすことです。
教訓3:ちいさな実験の連鎖
「毎日投稿し実験する」という考え方は、ビジネスの成長において重要です。
ただし、これは必ずしも「休みなく働く」ということではありません。
むしろ、日々の小さな進歩のつみ重ねを意味します。
ぼくの具体的な実践方法をご紹介します:
毎朝の習慣として、前日の投稿の結果を記録・分析
データにもとづいて、次の投稿の方向性を決定
翌日の投稿コンテンツを事前に作成
予約投稿機能を活用して、効率的に配信
このルーティンに毎朝2時間程度を投資することで、着実な成長を実現できています。
その成果として、noteでは目標としていた4,000人の方とつながり、2024年9月から本格的にはじめたThreadsでも2,800人の方にフォローいただくことができました。
教訓4:スタートはシンプルに保つ
新しいプロジェクトをはじめる際、多くの人が陥りがちなワナがあります。
それは、物事を必要以上に複雑に考えてしまうこと。
その結果、じつは「完璧を求めるあまりの先延ばし」をしているにもかかわらず、準備に時間を費やしているという錯覚に陥ってしまいます。
ぼくも最初のKindle本を出版する際に、この問題に直面しました。
以下のような要素に完璧さを求めすぎていました:
タイトルと表紙のデザイン
SNSでの宣伝戦略
Amazonでの商品説明
プロモーション用の画像
使用するデジタルツール
しかし、Kindle出版のすばらしい点は、公開後も修正が可能だということ。
そこで、以下のようにプロセスを単純化しました:
タイトルと表紙は2時間以内に作成
宣伝文は生成AIを活用して本の内容を要約したものを使用
最初はAmazonでの追加的なプロモーションは実施しない
現在は、この簡素化されたアプローチでたくさん本を出版し、市場の反応を見ている段階です。
100冊出版して、その中からとくに反響の大きい3冊程度を見極め、それらに対して:
コンテンツの質の向上
パッケージデザインの改善
プロモーション戦略の強化
といった施策を集中的に行う予定です。
(これら一連の流れを、「プロトタイプ出版」と呼んでいます。)
教訓5: 「伝わる」から「広がる」へ
SNSでの効果的な情報発信は、現代のビジネスにおいて不可欠なスキル。
重要なのは、魅力的なコンテンツを作る能力を、継続的に磨いていくことです。
始め方がわからない場合は、教訓2で触れたように、まずは行動を起こすことから始めましょう。
以下のようなステップを踏むことをお勧めします:
毎朝15分でも時間を確保し、何かを書く
関連する本や記事、ブログを定期的に読む
学んだことを即座に実践に移す
結果を分析し、改善点を見つける
このサイクルを継続する
時間の経過とともに、より質の高いコンテンツを、より効率的に作成できる独自のプロセスが確立されていきます。
まとめ
2024年にぼくが学んだこれらの教訓は、一見すると些細なものかもしれません。
しかし、これらを日々の習慣として積み重ねることで、大きな成果につながりました。
成功の基盤となるのは、継続的な行動と一貫性です。
「何もしない日を作らない」という意識を持ち、毎日少しずつでも前進することが、長期的な成功への最短ルートとなります。
これらの教訓が、あなたののビジネスの成長にも役立つことを心から願っています。
来年も、共に成長していきましょう。
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
p.s. noteでのアウトプットにおいて、時間を味方につけるためのガイドをご紹介します:
【基礎編】
【実践編】
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