毎週「6つの質問」で人生の軌道修正

今日のアクション: 「週間レビュー」を行う時間と場所を決める #036

忙しさに追われる毎日。

1週間があっという間に過ぎ去り、「本当にやりたかったこと」に時間を使えていないと感じているならば、「週間レビュー」がきっと助けになるはずです。

「週間レビュー」とは、人生を軌道修正するための、特別な時間。

単なるToDoリストのチェックでも、カレンダーの確認でもありません。

この習慣を始めてから、ぼくのスケジュールは驚くほど整理されました。

本当に大切なことだけが残り、余計な約束や、ムダなタスクが自然と減っていきます。

今回は、この「週間レビュー」を行うための具体的な質問をご紹介します。

1. やらなくてもよかったものは何だろうか?

最初に、先週の予定表やカレンダーを開いて、「やらなくてもよかったものは何だろうか?」と自分に問いかけます。

自分の目標を達成するのに役立っていなかったタスクや約束ごとはありませんか?

または、参加する必要のなかった会議はないでしょうか?

2. 緊急だけど、じつは重要ではないものはなんだろうか?

それに、ぼくたちは「緊急」と「重要」をよく混同してしまいます。

たとえば「すぐに返信を求めるメール」や「急な会議の招集」は、確かに「緊急」かもしれませんが、本当に「重要」でしょうか?

「緊急だが重要ではない」タスクに、必要以上に時間をとられていないかチェックしてみましょう。

そして、「緊急だが重要ではない」タスクは、後回しにできないか考えてみましょう。

いま時間を使うべきは、以下の二つです。

  • 緊急かつ重要:今すぐに対応が必要な、重要なタスク

  • 緊急ではないが重要: 将来的に大きな成果につながる、重要なタスク

3. 自動化できる作業はないだろうか?

次にする質問は、「自動化できる作業はないだろうか?」です。

メールの返信テンプレートの作成や、定期的な報告書の自動生成などなど。

テクノロジーの力を借りて自動化できることはたくさんあります。

4. 他の人に任せることができないだろうか?

つぎに、「他の人に任すべきなのに、まだ自分でやっていることは?」と問いかけます。

あなたにしかできない仕事は、実は思っているほど多くないはず。

自分の時間の価値をあらためて理解しましょう。

時間がかかっていることで、自分が得意ではないタスクは、積極的に他の人にお願いすることが大切です。

5. やらなければいけないことは半分の時間でできないだろうか?

1週間かかると思っていたレポート作成が、〆切りが明日までと知れば、なんとか1日で仕上げられたという経験はないでしょうか。

じつは多くのタスクは、想定の半分の時間で完了できる可能性があります。

「短い〆切の設定」以外にも、以下のような生産性テクニックも試してみましょう。

  • ポモドーロ・テクニック

  • 集中できる時間と場所を見つける

  • テンプレート化

  • ショートカットキーの活用

6. 楽しい時間をどうやったら最大化できるだろうか?

最後の、そしてもっとも重要な質問です。

確保した時間を、どう「楽しい時間」に変換できるかが本当の課題です。

たとえば、家族との時間は、ぼくにとってもっとも大切なもの。

家族との食事など、心が豊かになる時間がとれているかを確認します。

また、いかにパソコンやスマートフォンから離れる時間を作れるかというのは、大きな挑戦です。

まとめ - あなたの「週間レビュー」を始めよう

これらの6つの質問は、ぼくにとってかけがえのないツールとなっています。

単なる振り返り以上の、自分なりの成功への道しるべ。

人生がただ過ぎ去っていくのを防ぐためのプロセスです。

気に入ったところは、どんどん取り入れて、あなただけの「週間レビュー」を作ってくださいね。

きっと、あなたの1週間を、そして人生までも変えられるはずです。

今日はここまでです。

それでは、また次の土曜日に!

p.s. 理想の1週間を実現するための方法を『パーフェクト・ウィーク』というKindle本に詰め込めこみました。あなたの理想への一歩を、この本が後押しできたらうれしいです。

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