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メンターに見つけてもらう
今日のアクション:今週の学びや気づきを、SNSで発信してみよう #037

「メンターを見つけなさい」
ビジネス書を開けば必ずと言っていいほど目にする言葉です。
確かに、その通りかもしれません。
経験豊富な先輩から学べることは計り知れないものがあります。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。
「メンターを見つける」というアプローチ自体に、何か違和感を覚えませんか?
ぼくも最初の頃は、理想のメンターを探し求めていました。
誰かに導いてもらえれば、すべての問題が解決すると信じていた時期もあります。
しかし、結果として得られたのは、居心地の悪い関係性。
その経験から、「メンター探し」というアプローチそのものを見直すことにしました。
今日は、その気づきと、具体的な行動計画についてお話ししたいと思います。
メンター依存の落とし穴
まず、理想的なメンターを見つけることは、想像以上に困難です。
なぜなら:
本当に優秀な人ほど多忙で、新人の指導に時間を割く余裕がない
業界や専門分野が異なると、具体的なアドバイスを得られにくい
価値観や目指すゴールの不一致により、ミスマッチが生じやすい
仮に理想的なメンターと出会えたとしても、それが即座に成功につながるわけではありません。
むしろ、メンターへの依存度が高まることで、主体性が欠けてしまい、成長する機会を逃してしまう可能性があります。
メンターを引きつける存在になる
では、どうすればいいのでしょうか?
ぼくが提案したいのは、発想の180度転換です。
「メンターを探す」のではなく、「メンターに見つけられる存在になる」というアプローチ。
この視点の転換により、以下のような変化が生まれます:
主体性の獲得
双方向の価値創造
持続可能な成長
ビジネスの世界は、学校の教室とは根本的に異なります。
正解が一つとは限りませんし、教科書通りに進むこと自体が稀なもの。
だからこそ、「受動的な学習者」ではなく「能動的な実践者」となることが求められます。
アクションプラン
では具体的に、どのような行動を取ればいいのでしょうか?
以下に、ぼくが実践して効果を実感できた3つのアプローチを紹介します:
ブログやSNSを通じて、知識のアウトプットを習慣化する
コミュニティ活動への積極的な参加
与える側としての意識を持つ
とくに重要なのは、これらの活動を「メンターを見つけるため」ではなく、「自身の成長と周囲への貢献のため」に行うという意識。
実際に、ぼくがこのアプローチを実践し始めてから、予想もしなかった変化が起きました:
尊敬するクリエイターから連絡がくるようになった
新しい学びの機会が自然と舞い込むようになった
これらは、必死にメンターを探していた時期には、決して得られなかった成果です。
いずれは、業界の第一人者から連絡がくるかもしれません。
まとめ
メンターの存在は、確かにキャリアの成長において重要な要素です。
しかし、それを必死に探し求めることは、必ずしも最適な戦略とは限りません。
むしろ、自己成長への継続的な投資に注力することで、自然とメンターとの出会いが生まれる可能性が高まります。
今日から、「メンターを探す」という受動的なアプローチから、「メンターに見つけられる存在になる」という能動的なアプローチへの転換を始めてみませんか。
きっと、あなたの成長の軌跡そのものが、理想のメンターを引き寄せる磁石となるはずです。
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
追伸:今回お話ししたメンター依存を含む、起業1年目の落とし穴について、さらにくわしく知りたい方は、ぼくの新刊『起業1年目の落とし穴』をご覧ください。
通勤時間で読めるボリュームなので、これから起業を考えている方や、起業したばかりの方のお守り代わりにどうぞ。
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