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60分で書ける週刊ニュースレターの10ステップ
今日のアクション:アイデア・コレクションをはじめよう #039

ぼくは6ヶ月の試行錯誤を経て、質の高い週刊ニュースレターを60分以内で書き上げる方法を確立しました。
今回は、誰でも取り組みやすい10のステップをご紹介します。
ステップ1:アイデア・コレクションを作る
週刊ニュースレターの最大の課題は、毎週の記事のネタ探し。
日常生活では次々とアイデアが浮かぶのに、いざ執筆となると頭が真っ白になってしまう - これは多くの人が経験する悩みです。
この問題を解決するために、ぼくは「アイデア・コレクション」というシステムを作りました。
スマートフォンのメモアプリでも、ノートでも構いません。
大切なのは、思いついた瞬間にすぐメモできる環境を整えること。
ぼくの場合、以下の情報源から日々アイデアを収集しています:
noteの読者コメントや質問
YouTubeの注目動画
ニュースサイトのトレンド記事
毎日2個のアイデアをメモする習慣をつけると、週に14個の新鮮なネタが自然と集まります。
これだけあれば、質の高いニュースレターを継続的に発行できます。
ステップ2:記事に必要な情報を集める
アイデア・コレクションから1つのトピックを選んだら、次は具体的な情報収集です。
以下の手順で効率的にリサーチを進めましょう:
Googleで関連キーワードを検索し、信頼できる情報源を見つける
専門家のブログや本をチェックし、深い知見を得る
SNSで実際のユーザーの声や経験談を集める
反対意見や異なる視点も積極的に探す
これらの情報は、あとで記事に説得力を持たせるための重要な裏付けとなります。
ステップ3:テンプレートを活用する
60分以内で記事を完成させられる最大の秘訣は、効果的なテンプレートの活用です。
以下の構成で、読者の悩みに寄り添った内容を提供:
どんな大きな問題があるか
なぜそれが重要なのか
多くの人はどう解決しようとしているか
なぜその方法ではうまくいかないのか
どんな別の解決方法があるか
読者へのアクションステップ
このテンプレートを使うことで、構成を考える時間を大幅に削減できます。
ステップ4:見出しを作る
本文を書く前に、まず記事全体の骨組みとなる見出しを作成します。
これは、執筆の道しるべとなるため、単なる目次以上の重要な役割を果たすもの。
見出しさえ決まれば、あとは各セクションを順番に埋めていくだけです。
ステップ5:本文を埋めていく
各セクションの執筆では、以下の2ステップで効率的に進めていきます:
まずは、そのセクションの主旨を一文で示します。
これは読者への予告編として機能し、焦点を明確に保つため。
つぎに、核となる洞察を1段落で説明。
具体例を交えて分かりやすく、データや研究結果で裏付けます。
この手順を守ることで、読者に実践的な価値を届けられます。
ステップ6:ビジュアル要素の活用
次に、事前に集めた調査結果を組み込んでいきます。
文章だけでなく、視覚的な要素も重要です:
スクリーンショットや図解で手順を分かりやすく
データをグラフや表で視覚化
重要なポイントを引用ブロックで強調
適度に余白を設けて読みやすく
コンテンツの種類が、毎回同じような形式だと、読者が飽きてしまいます。
いろいろな要素を組み合わせて、読者を飽きさせない工夫をしていきましょう。
ステップ7:リード文をブラッシュアップする
リード文は記事の顔となる重要な部分。
「読者が解決したい課題」にフォーカスすることで、つづきを読むかどうかの判断材料を提供できます。
アイデアが行き詰まったときは、以下のようなプロンプトを使用し、ChatGPTに助けを求めてみましょう。
「以下のリード文が魅力的ではありません。現状を60点としたときに、100点のリード文を作成してください。リード文:」
ステップ8: 人を引きつけるタイトルを書く
タイトルは記事の成否を決める重要な要素です。
以下の点を意識して作成しましょう:
具体的な数字を含める: 「60分で完成」、「8つのステップ」
明確な価値提案を示す: 「時短」、「質の向上」
読者の興味を引く言葉を使う: 「プロの極意」、「誰でもできる」
周囲の人に、タイトルの印象を聞くのも良い方法です。
ステップ9:投稿予約をする
普段使っているテキストエディタから、ニュースレタープラットフォームのエディタに記事をコピーアンドペーストします。
次に、読みやすさを整えていきましょう。
目次をつけて、見出しの設定をして、大切な部分に強調を入れて、参考リンクを張ります。
ヘッダー画像をつけるならば、その画像も作成しましょう。
そうして、すべての準備が整ったら、投稿予約をします。
ここで大切なのは、余裕を持って設定すること。
ぼくの場合は、最低でも2日前には予約を完了するようにしています。
そうすることで、心にも時間にも余裕が生まれ、最後の確認作業も丁寧に行えます。
ステップ10:最終チェックを行う
最後に、きちんとした編集プロセスを通すことが大切です。
スペルや文法、句読点はもちろんですが、文章の簡潔さと明確さも確認しましょう。
不要な言葉や文章は削除します。
そして、余計な脱線があれば、それも削除。
リンクが正常に働くかもチェックします。
まとめ:今日から始めるアクション
質の高いニュースレターの作成は、適切なシステムがあれば誰にでもできます。
今日から始められるアクションは、まずはアイデア・コレクションを作ることです。
スマートフォンのメモアプリや、メモ帳など、記録媒体を決めましょう。
そして、毎日2個のアイデアを記録していきましょう。
みなさんの価値ある情報が、より多くの人に届くことを願っています。
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
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