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市場が欲しがる意外なニッチの見つけ方
今日のアクション:持っているスキルを10個書き出す #40
おはようございます!
今回は、「確実に収益をつながるビジネスの見つけ方」についてお話しします。
そもそも、なぜ、ほとんどの人はビジネスアイデアでつまづくのでしょうか?
じつは、多くの人が陥っている罠があります。
それは...
「完璧なビジネスアイデアを思いつこうとすること」
こんな経験はありませんか?
部屋に籠もってパソコンの画面を何時間も見つめる
何度もマインドマップを描き直す
ホワイトボードの前で立ち尽くす
「これだ!」と思って始めたけど、まったく売れなかった
ぼくも同じ経験をしてきました。
でもじつは、これは間違ったアプローチです。
なぜ、「アイデア発想」から始めるのが間違いなのか?
理由は明確です。
市場のニーズと乖離している
実際の顧客の声を聞いていない
既存の解決策を把握していない
自分の強みを活かせていない
つまり、机上の空論に終わってしまうから。
では、どうすれば良いのでしょうか?
ここで、成果につながる商品開発の3つのステップをご紹介します。
ステップ1:切実なニーズを見つける
まず最初に行うべきことは、自分のスキルや知識の棚卸し。
たとえば、英語講師の場合はこんな感じです:
TOEIC 990点
ビジネス英語経験
教材作成力
発音指導
オンライン授業経験
これらのスキルを持っていても、「英語学習のコンサルをします!」では範囲が広すぎて、競合も多すぎます。
そこで、以下のように段階的に絞り込んでいきます:
英語教育(広すぎる)
→ ビジネス英語(まだ広い)
→ メール英語指導(具体的)
→ 製造業の海外調達担当者向けメール英語(ニッチ)
このように具体化することで、以下のメリットが生まれます:
競合が少なくなる
ターゲット層が明確になる
具体的な問題が見えてくる
解決策が作りやすくなる
ここでのポイントは、人々がすでにお金を使っている場所を見つけること。
そのため、以下の場所をリサーチしてみましょう。
トレンド商品、Amazonのベストセラー本、人気のオンラインコースやYouTube、Q&Aサイトや、Facebookグループのフォーラム。
ステップ2:ニーズを確認する
特定の問題が見つかったら、人々の会話に参加してみましょう。
そこでは、以下の点に注目します:
最大の課題と目標
繰り返し出てくる悩み
お金を使っても解決できていない問題
既存の解決策への不満
理想と現実のギャップ
会話に参加することで、現在の市場にある解決策のパターンやギャップが見えてきます。
そして時間とともに、人々が本当に求めているものが分かってきます。
ステップ3:あなたならではの価値をつくる
市場調査で得た情報をもとに、あなたならではの解決策を作ります。
ポイントは以下の3つです:
あなたの強みを活かす
特有の経験や知識
ユニークな視点や考え方
独自のプロセスやメソッド
市場のニーズに応える
具体的な問題解決
明確な結果の提示
実践的なステップ
継続的な改善
フィードバックの収集
提供価値の向上
サービスの進化
アクション
では、これらの知識を実際のアクションに移していきましょう。
まずは、あなたの持っているスキルや知識を書き出します。
以下の質問に答え、あなたの持つスキルを10個、書き出してみてください:
今までの仕事で身につけたスキルは?
趣味で習得した知識は?
人からよく相談される内容は?
苦労して克服した経験は?
他人と比べて得意なことは?
あまりパッとしなければ、いままで発信してきた内容にヒントがあるかもしれません。
ぼくの場合、Threadsへの投稿を参考にしました。
本文を含む投稿の記録をGoogle Sheetにとっているのですが、その表をcsvファイルに書き出し、生成AIに以下のプロンプトとともに提出。
私のスキル・強みを見つける手助けをしてください。
すると、自分ではなんとなく気づいていながらも、うまく言語化できていなかったスキルを列挙してくれました。
次に、上記のスキルを活かせる具体的な市場を2つ選びます。
良いニッチ市場の条件は:
具体的な問題がある
お金を使う意欲がある
競合が少ない
あなたが興味を持てる
長期的に成長が見込める
それぞれのニッチ市場について以下のデータを集めます。
よく出てくる質問
願望
頻出する問題点
解決されていない課題
価格帯
成功事例
人々がすでにお金を払って解決しようとしている問題の中から、あなたが解決できる、そして興味を持てる具体的な課題を2つほど特定しましょう。
最後に、あなたなりの解決策を考えます。
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
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