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ビジネスをスケールアップするための「4段戦略」
今日のアクション:リードマグネットを考えよう #044

ビジネスを次のレベルに引き上げたい…
今日は、そんな時に役立つ、オンラインビジネスを段階的に成長させる「4段戦略」についてお話しします。
多くのオンラインクリエイターは、有料記事やコーチングなど、一つの商品からスタート。
そして、ビジネスを次のレベルに引き上げる準備ができたら、商品を拡大したくなるはず。
そんなとき、次に何を作るかを意図的に考えることが重要です。
それでは、さっそく「4段戦略」についてみていきましょう。
1. リードマグネット
1段目は「リードマグネット」。
これは価値の高い無料コンテンツのことです。
一般的に、メールアドレスや、SNSでのフォローと引き換えに提供するもので、具体的には、チェックリストやPDFガイド、動画レッスンなどが該当します。
たとえば「デザイン素人がすぐに使えるCanvaの無料オシャレフォント30選」というシンプルなリスト。
これは、あなたの専門知識やパーソナリティをアピールする機会にもなります。
リードマグネットで大切なのは、具体的な課題を解決することと、短時間で実践できること。
無料とはいえ手を抜いてはいけません。
むしろ有料商品以上に丁寧に作り込む必要があります。
なぜならこれが、最初の接点となるからです。
そして次のステップとして、エントリー商品への自然な流れを作ることが重要です。
2. エントリー
2段目は、特定の問題をすばやく解決する「エントリー商品」です。
価格は500円から2,000円程度の手頃な価格に設定。
有料のコンテンツを試してもらうための、手軽な入り口として機能します。
ここで重要なのは「価格は低くても、価値は高く」すること。
エントリー商品は「お試し」の役割も果たしており、はじめての方でも安心して購入でき、その価値を実感していただける、そんな商品設計を心がけましょう。
3. メイン
3段目は、あなたのビジネスの中心となる「メイン商品」です。
価格帯は1万円から5万円程度。
お客様が得られる「価値」を十分に考えましょう。
たとえば「半年後には月収10万円のビジネスを立ち上げることができる」といった明確な価値を提示できれば、コースを修了した人は具体的な成果を得られ、支払った以上の価値を感じられるはずです。
メイン商品に重要なのは、本質的な変化をもたらすこと、段階的に実践できること、手厚いサポートを提供すること。
また、コースの最後にボーナスとして1対1のコーチングセッションを提供すれば、次のレベルへの布石を打つことができます。
4. ハイエンド
4段目は、10万円以上の「ハイエンド商品」です。
これは個別コンサルティングやマンツーマン指導が代表的で、たとえば「ビジネス戦略立案コンサルティング」という3ヶ月間30万円のプログラムなどが考えられます。
ポイントは、顧客が投資額の「10倍以上の価値」を生み出すこと。
ハイエンド商品で重要なのは、圧倒的な価値提供、緊密なコミュニケーション、そして確実な成果保証です。
このときに考える必要があるのが「顧客と一緒に楽しんで取り組めるか?」という視点。
たとえ高額の報酬だったとしても、嫌いなことを続けるのは精神衛生上良くなく、結局続かないからです。
ハイエンド商品のすばらしい点は、顧客とのマンツーマンのやり取りを通じて、トップクライアントの共通ニーズが見えてくること。
これらの洞察は、次の商品開発に直接活かすことができます。
まとめ
4段戦略は段階的なプロセスです。
すべての段の商品を一度に提供する必要はなく、まずは1段目の土台から始めて上へと積み上げていくことをオススメします。
そして上に行くほど、価格と価値は上がっていきます。
ここで重要なのは、各階層が自然に次の階へとつながっていくこと。
下位の顧客からのフィードバックを活用して、次の段を形作ります。
このように商品を構造化することで、幅広い顧客の課題を解決しながら、着実に収益を成長させることができます。
おおくのビジネスが、1段目と2段目を飛ばし、3段目や4段目からスタートしており、とても怪しいもの。
それに比べて4段戦略のアプローチは、お客様のニーズに応え、期待を超え、信頼を築きながら着実に成長していくもの。
まだ商品をお持ちでない方は、まずお客様の切実な問題を1つ解決する「無料のリードマグネット」を作ることから始め、フィードバックに耳を傾けてみましょう。
そのリードマグネットは、15分以内で消化でき、具体的な問題に対する解決策を提供するものが理想的です。
今日はここまでです。
それでは、また次の土曜日に!
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